
[オーディオブック] 小酒井不木『遺伝』
¥110 税込
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DOJO-009_kosakai_iden.zip
12.2MB
収録分数:約15分
ナレーター:吉治郎
<内容紹介>
K博士が刑法学者になったのは、無理心中を仕掛けられた過去に理由があるという。
当時大学を出たばかりだったK博士は、初花という美しい花魁と恋に落ちる。
ある晩、初花はそれまで誰にも話したことがないという秘密をK博士に打ち明けた。
初花の父は彼女が母の胎内にあるときに殺され、母は初花を産んで100日後に殺されたのだという。
K博士は好奇心から、初花の両親を殺害した犯人の調査を始めるのだが……。
<小酒井不木(こさかい・ふぼく)>
推理作家、翻訳家、医学博士。1890年生まれ。
医学研究の傍ら、創作や随筆、海外探偵小説の翻訳に力を注ぎ、黎明期の探偵小説の普及に大きく貢献した。
江戸川乱歩がデビューするきっかけとなるなど、彼との交流も知られている。
代表作に『恋愛曲線』『疑問の黒枠』『学者気質』などがある。